【授業のねらい】
慣性の性質が表れた自然現象に対して、「慣性」という言葉を使わずに、現象の仕組みを説明できる子どもを育てる。
道具をさわらせない配慮を忘れない。
発問1.コップ。紙。10円玉。紙を勢いよくはじきます10円玉はどうなりますか。
指示1.1番だと思う人。2番。3番。
3に集中するはず。
指示2.実験しなさい。
真下に落ちる。大半が当然と思う一方、意外に思う生徒もいる。
説明1.だるま落とし(演示)。10円玉と同じです。物体が持つこのような性質を慣性といいます。
指示3.慣性(手刀)。
「慣性」
説明2.慣性とはこういう性質です。
<画面>慣性=静止する物体がいつまでも同じ位置に静止を続ける性質。
指示4.ノートに写しなさい。
ノートに書き写す。およそ1分程度。シーンと集中するはず。
発問2.10円玉がコップに入ったのは、なぜか。
「こう、説明します。静止する10円玉はいつまでも同じ位置に静止を続けるからです。実際は支えがなくなるので、重力に引かれて真下に落ちてしまうんだね」
発問2.水が満タンに入ったゴム風船です。ゴム風船を針で刺して割ったとき、中の水はどうなりますか。
1番だと思う人。2番。3番。
挙手により確認。
指示6.理由をノートに書きなさい。
「書けたら手を挙げます」
挙手が5名を越えたら、代表1名に読ませる。
「静止する水がいつまでも同じ位置に静止を続けるから」
「同じ人」
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