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批評・分析「音を見て触る」

2003/5/31に行ったサークル模擬授業の批評と分析である。

佐々木基
TOSS北極星TOSS高校・専門学校ネットサークル
開設2003/06/01、更新2003/06/07

批評

  1. わかりやすい。
  2. 導入にインパクトのある実験をもってきてはどうか。例えば、スチロール製集音機を最初に見せるなど。
  3. 超音波、低周波など聞こえない音のことにも触れると知的である。
  4. 生徒の反応を遙かに上回る準備があるか。

分析

  1. 発問1.に対して、生徒が予想外の反応(「振る」と答えた。)をしたときに戸惑っている。シナリオが自分勝手な構成になっている。ぶれないシナリオになっていない。
  2. 5分の模擬授業として考えた指導案である。意外な展開になると、対応していると時間オーバーになってしまうと考えたが、検討不足であった。答えが発散しない発問にしなければならなかった。
  3. 発問2.と、発問3.の順序が入れ替わった。練習不足で、シナリオが自分のものになっていない。
  4. 板書1.で予定していたことと違うこと{( )を( )する}を書いた。事前の予想通り、生徒の疑問を誘発した。
  5. 指導案では発問3.の答え合わせが抜けている。そのために予定にない説明を加えてしまった。