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力の働くとき

バネを使った簡単な実験で、意外な発見が出来る。作用反作用の理解に一歩近づくことが出来る。2004年のTOSS中学北海道セミナーin札幌で実施し、参加者から「ほー」と声が出た授業である。

佐々木基
TOSS北極星TOSS高校・専門学校ネットサークル
開設2005/2/20、

準備するもの

  1. つるまきバネ
  2. 紙製ものさし(工作用紙で自作)
  3. FLASHファイル(画面の下半分が進むボタン、上半分が戻るボタンになっています)
  4. ワークシート(一太郎文書)

指示1.バネの両端を持ちます。いろんなやり方で引っ張ります。

ただし、30cm以内です。

どうぞ。

およそ10秒ほど、自由試行してもらう。

ストップ。

指示2.ワークシート1ページ。問1。画面を見ます。書き写します。

(クリック2回)伸びたバネを表示

(クリック)作用点、(クリック)1cmの矢印、(クリック)反対側も作用点と1cmの矢印、(クリック)等しいマーク。

(クリック)写真表示

手を使っても使わなくても、どんな引っ張り方をしても、バネが伸びたときには、このように力が働いています。

指示3.ペアになります。
バネを連結します。
(クリック)画面のように、置きます。
(クリック)右端だけ赤線まで引っ張ります。

指示4.右端を固定。
(クリック)連結部分が黒線の上に来るように、左端を引っ張ります。
位置があったら、バネの長さを測ります。

指示5.今と同じことを青線、緑線でもやります。

自由試行風に作業を任せる。

発問1.(クリック)2ページ、問2。バネにはどんな力が働いていますか。

指示6.番号を書きます。

(1)と書いた人(挙手)、(2)と書いた人(挙手)。

説明2.(クリック)右のバネを隠します。(間)(クリック)左のバネを隠します。

発問2.バネを分けて考えたとき、力の働き方を正しく表しているのはど ちらですか。

列指名。2番と答えるはず。

(クリック)その通り。2番が正解です。あっていたら○。

(クリック)連結部分に注目します。

指示8.(クリック)みんなで読みます。さんはい。

右のバネが引っ張ると、左のバネも引っ張り返す。この関係を作用反作用の法則と言う。

説明3.(クリック)バネの代わりに紐などの物体で引っ張っても、
(クリック)引っ張る代わりに押すに変えても、作用反作用の法則は成り立ちます。

発問3.(クリック)3ページ、問3。手とバネの間に働く力を図に書き込みます。

出来たら出来ました。

正解はこうなります。合っていた人。○を付けます。