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エピソード 2003/3/5 加藤真一氏からの報告

佐々木基
TOSSスキー指導研究会
開設2003/3/22

昨日第1回のスキー学習がありました。私は3年生Bグループ19名を担当しました。

Bグループは、「山頂から安全に一人で滑っておりてくることができる」というレベルです。子どもに希望をとりました。

いざ、滑ってみると一人の子どもがほとんど滑れない状態なのです。(本人はその日の朝までAグループに行くといっていたのです)その子をCグループに行かせることができません。

もう一人、スピードがコントロールできなく、暴走してしまう子がいます。

しかし、Aグループに行ってもいいほどの上手な子どもが一人いました。

非常に不安定な太郎君(仮称)に対して、逆ハの字指導で滑らせました。合計7回すべりました。すべて逆ハの字ですべらせました。私は太郎君に付ききりです。

次に不安定な花子さん(仮称)には「とにかくゆっくりすべるんだよ」といい、花子さんの動きには注意していました。ところが花子さんは暴走します。転び方も危ないのです。そこで、太郎君の後ろで滑らせました。私が太郎君を逆ハの字で滑らせ、その後ろに花子さんがついてくるという格好です。

10時30分から始まって12時30分までで7回リフトに乗りました。

私が指導したのは

1、集合の仕方→止まっている人の下に着く。

2、親指に体重を乗せること

これだけです。しかも1回だけです。あとは回数を滑らせました。

学習終了後、その他の子供達から意外な声を聞くことができました。

「今日のスキー学習、すごくおもしろかった」

「おれ、うまくなった」

「また、加藤先生のチームで滑りたい」