[目次] [文章へ]

法則化体育授業ビデオシリーズ

「スキー」ビデオ撮影のようす

2001/02/04
上砂川国際スキー場


中級班撮影風景


初級班撮影風景

スキー指導ビデオ撮影スタッフ

前列左から加藤真一氏(初級班チーフ)、廣川徹氏(初級班指導者)、 高橋真氏(TOSSスキー指導研究会代表)、齋藤直樹氏(中級班指導者)
後列左から杉本任士氏(写真担当)、割石隆浩氏(初級班カメラ)、 福田幸一氏(中級班カメラ)、伊藤夕希子氏(初級班アシスタント)、 宮永正行氏(初級班アシスタント)

5:20
起床。すぐ空を確認する。曇天。砂川の好天を祈る。
6:20
札幌市手稲区の自宅出発。
6:30
杉本氏と待ち合わせ。札樽道手稲インターから高速道路に入る。米里からは道央高速道である。路面状況は乾燥路面が出ており、風もなく、薄曇りでまずまず快適な天候である。
7:30
岩見沢から美唄を通過するとき、猛吹雪となる。視界は100m以下である。
後続車が追い抜くときに巻き上げる雪煙で視界はホワイトアウトになり、スピードダウンを余儀なくされた。
心配になってきたので、高橋代表にPHSで連絡を取る。
同乗していた加藤氏の元気な声が返ってきた。不安が一気に飛んでいった。現金なものである。
後で考えると、加藤氏たちは、江別付近を走行しており、天候状態を把握していたわけではなかった。
8:00
奈井江インターに到着した。先ほどの吹雪が嘘のような好天である。全天の青空とまではいかなかったが、気持ちのいい青空が広がっていた。昨日来の吹雪でまわりの木々は美しく雪化粧していた。今日の撮影を歓迎しているかのような景色であった。
すぐ高橋代表に「上砂川は青空が見えています。」と連絡を入れた。
スキー場に向かう一本道が貸し切り道路のようであった。
8:10
スキー場到着。齋藤直樹氏がすでに到着していた。
続いて廣川徹氏が到着。氏はすぐロッジに向かった。
福田幸一氏、宮永正行氏、伊藤夕希子氏が順に到着。
最後に高橋真代表、加藤真一氏、割石隆浩氏が到着した。
9:10
本日の作業内容について、打ち合わせ。
すぐゲレンデに出て、模範演技の撮影にはいる。
快晴の中、順調に撮影が終了した。
途中、空を見上げた廣川氏が、「午後は天候が崩れます。」とおっしゃっていた。
確かに黒い雲がモクモクと山の上にかかっていた。 地元の方の言葉だけに、午後のスケジュールが心配になった。

11:30
昼食休憩。三々五々、撮影に協力してくれる子どもたちが保護者とともに集まってきた。
話し声の中に期待感がひしひしと伝わってくる。
12:00
開会式。廣川氏の呼びかけに答えて1年生から6年生まで51名の児童が集まった。
このころには、雪が降ってきた。廣川氏の予言的中である。ゲレンデに出るころには風もつき、吹雪模様であった。
12:30
撮影開始。風が強く、寒さが厳しい。子どもたちは泣き言一つ言わない。教師の指示に素直に応えてくれる。
素直だから滑りが予想通りに変わっていく。もともとうまかったのだろうが、みんなどんどん上手になっていく。
撮影とはいいながら、授業をしているような感覚になってくる。子どもの変容が嬉しい。
14:00
このころ、晴れてきた。この撮影に関わる全ての人の祈りが通じたのか。
子どもたちにはだんだん疲れが見えてきた。しかし、弱音は最後まで聞かれなかった。
15:30
初級班、中級班同時に予定通り撮影終了。法則化は時間通り。
すぐロッジで閉会式。
16:00
後かたづけも全て終了し、解散。
ご協力いただいたみなさん、本日はどうもありがとうございました。
[トップへ] [目次]