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3時間で「3力の釣り合い」の図が作図できるようにする指導案

佐々木基
TOSS北極星TOSS高校・専門学校ネットサークル
開設2003/12/3、更新2004/3/25

用意するもの:ボール、磁石セット、バネばかり、おもり、自作プリント3種類

第3時

6.3力の釣り合い

説明5.復習します。物体が一本のひもでぶら下がっています。この物体に働く力を書き込みます。

「最初にすることは何ですか。」忘れているかもしれない。「ノートを見ても良し。」と言って、回答を促す。

「作用点を書く。」「その通り。作用点を書きます。」

「次に何をしますか。」

「力」「重力」などの答えが予想される。「よし、重力。正解。」

「三番目に何をしますか。」

「釣り合う力。」「支える力。」などの答えが予想される。「支える力、正解。」

説明6.物体が2本のひもでぶら下がっています。この物体に働く力を書き込みます。

 テンポよく聞いていく。

「最初にすることは何ですか。」

「作用点を書く。」「その通り。作用点を書きます。」

「次に何をしますか。」

「力」「重力」などの答えが予想される。「よし、重力。正解。」

「三番目に何をしますか。」

「釣り合う力。」「支える力。」などの答えが予想される。「支える力、正解。」

説明7.ここまでは基本形です。どんな形の問題でも同じになります。 この問題のここは、こっちの(4)と同じになっていますね。だから、2本の糸で支えるときは、このやり方をすればいいのです。
指示21.(1)だけやったらプリントを持ってきます。

 丸付けをする。

 あっていたら「良し」といいながら丸をつける。「丸をもらった人は、次の問題をやっています。」と指示をする。

 間違っていたら黙って×をつける。2度目、3度目に来たとき少しずつヒントを出す。

 丸付けをしながら、取り組み中の生徒の様子も見守る。丸付けだけに気を奪われないように注意する。

 時間を見計らい、「そろそろ、締め切るぞ。まだの人、急げ。」と声をかける。流れが途切れたら、「いったん締め切り。答え合わせする。」

「手を置け。」「頭挙げろ。」「こっち見る。」一つずつ指示し、こちらに注目させる。

 解答を板書してみせる。

指示22.できなかった人は写しておく。まねをして続きの問題をやります。できたら持ってきます。

 時間を取って解答させる。持ってきた生徒の丸付けをする。時間を見計り、打ち切って答え合わせをする。